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寝不足ジラフ

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ライフネット生命社長「社会人1年目の教科書」内定者、新入社員のうちに読んどけ

東大在学中に司法試験合格、ボストンコンサルティンググループを経て、ハーバード大学で成績上位5%になったライフネット生命社長が、入社1年目(社会人1年生)におくる仕事で大切にしたい3つの原則と50のルール。

 

 

3つの原則とは、頼まれたことは、必ずやりきる(催促される前にやれ)②50点で構わないから早く出せ③つまらない仕事はない(捉え方次第である)ということらしい。

 

①はまあ、当たり前だよね。催促される前にやれ、というのもわからないではないけど、納期をちゃんと切っておきさえすれば催促の前だの後だのということはないので。これは依頼する側、すなわちマネジメント側の問題もあるだろう。

 

②はその通り。程度問題だけど50点はやや低い気もする。新人向けということだからギリギリ許せるけど。あんまりスピード偏重志向になると「とりあえず雑でもいいや」になり他力本願的な、自律思考ができない人になる可能性があるので注意。

 

③も新人向けに言うのであれば概ね正しいと言えるだろう。そもそも、つまらないかどうか判断できるほど何もやってないんだから、「つべこべ言ってないでやれよ」って言うだけの話。

 

50のルールってのは、もう仕事に関わる基本的な心構え的なことから、Tips的なものまで粒度バラバラなので著者が思いつくまま書いたって感じ。まあそうだねえ、と思うものを抜粋しとく。

 

・50のルール(いくつか抜粋)
 -話したことをまとめ、書き出し、確認する
 -会議では新人でも必ず発言する
 (新人ならではの視点で貢献)
 -仕事は盗んで真似ることから
 -情報は原点にあたる
 -仕事は総力戦(周りの力をうまくかりる)
 -コミュニケーションはメール「and」電話
  ※メールだけで伝えたつもりになるな
 -世界史ではなく塩の歴史を学べ
  ※社会人の勉強は目的意識をもってせよ
 -感動はためらわずに伝えろ
 -叱られたら意味を見いだせ

 

あるある。自分にも自分の部下にも言い聞かせたいね。特に大事だなと思うことを挙げるとするならば、まずは「書き出すこと」。これは仕事に関わらず大事なことだけど、書き出す=可視化することではじめて自分の考えを客観的にとらえることができるので、新人に限らずやるべし。

 

あとは「情報は原点にあたる」。これも大事。営業マネジメント時代も思ったけど、お客様への提案内容を相談しにくる部下がいて、話を聞いていると、営業自身が自分で勝手にそう思っていることなのか、実際にお客様から聞いた話なのか、ぐっちゃぐっちゃになっていることはよくある。「この提案内容だと、お客様からOKもらえない!」などと大騒ぎする奴もたまにいるんだけど、「なんで?」を繰り返すと、自分で勝手に心理障壁を上げているだけだったりする。マネジメント側も「ファクトは?」と常に確認しなきゃいけない。

 

あとは「塩の歴史を学べ」かなあ。ふわっと世界史を学ぶとかって確かに目的意識ないからな。趣味ならいいけど。塩というテーマについて調べたら、背景になっている経済史や国際関係史、貿易史など、色々やらなきゃいけないことが見えてくる。自分の知りたいことに必要なものを自分で取捨選択する、優先順位をつけるというプロセスを踏むからいいんだろうね。