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寝不足ジラフ

音楽、映画、本、旅、インテリア、ファッションとか

(レポート)9/13(土)ソニックアカデミー(ソニアカ)行ってきた!

http://instagram.com/p/s4l8r0Jg3L/

ソニックアカデミー(ソニアカ)

ソニーミュージックによるフェス型の音楽クリエイター講座「ソニアカ」。この三連休を通して開催中。初日の今日をレポしとく。今日参加したのは12:00〜の「ヒット曲クリエイターによるヒット曲完全プレイバック講座」(by 音楽プロデューサー ryosuke''Dr.R''sakai)と16:40〜の「コンペ戦国時代を勝ち抜く方法」(by Composer/Producer 丸谷マナブ)の2講座。

 

受付でフェスらしくリストバンド交換。…よくよく考えてみると講座別にチケット購入しているから、フェス型のイベントにした意味ってなんだ?とか、クリエイターの祭りなのに公式キャラがダサすぎ、とか思ったが余計なことはいい。

http://instagram.com/p/s4mXORJg31/

ソニックアカデミー(ソニアカ)

 

1.「ヒット曲クリエイターによるヒット曲完全プレイバック講座」(by 音楽プロデューサー ryosuke''Dr.R''sakai)

中島美嘉の「初恋」って曲のアレンジを酒井先生が手がけているということで、この曲のアレンジができるまでの中身を公開。

初恋

初恋

 

ざっくり講義内容まとめ(俺の気になったことだけ)

・使ってる機材:リズム系:NI Maschine、Battery、WAV(フリー素材とかもガンガン使う)、ピアノ:YAMAHA CP-1、ベース:Trillian。作曲・アレンジの際のDAWCubase。うーん、さすがにほかにも色々あるんだろうけど、もう趣味でDTMやってる人でも持っている機材だよなあ。

 

・楽曲のもつ季節感をうまく表現する:この曲は冬の曲だったので、イントロのピアノは雪が舞ってる感じ、鈴の音をレイヤーしたり、とか。なるほど、ひとつひとつのフレーズに意味を持たせるというか、なぜこうしたのか、という説明ができるとアレンジの輪郭がはっきりするね。酒井先生は参考画像や映像なんかを見つつイメージ膨らますとのこと。

 

・リズムの音色は、楽曲の方向性決めの半分以上を担う非常に重要なファクター:特にキックのローエンドは音像のキャンバス最下底を担うので音色選びを慎重に。キックのローエンドがちゃんととれると、ウワモノが積みやすくなる。実際にprotoolsでトラックの中身も公開されたのだけど、曲の展開ごとにキックやスネアの音色もレイヤーして変えたり、同じキックでも拍によってリバーブのかけ方変えたり、リズムトラックだけで20〜30トラック使ってた。これはすげー勉強になった。

 

・サウンドキャンバスを過不足なく満たす:特にアレンジはすぐ音を足したくなるが、音はできるかぎり少なくして、足す前にEQやリバーブで不足帯域のキャンバスを満たすことができないかを考える。これを見極めるために、やっぱモニタリング環境が重要。

 

・メロディと会話するようなアレンジ&トラックだけで聴いても展開、ストーリーが感じられることを意識して作る

 

・楽曲のコアリスナーがその曲に何を求めるかを考える:大勢ではなく特定の人を想定して、その人にささるかどうかを考えてみる。

 

2.「コンペ戦国時代を勝ち抜く方法」(by Composer/Producer 丸谷マナブ

続いて丸谷先生の講座。こちらは午前の酒井先生とはだいぶ毛色が違う、というか、かなりラフなトークショー的な感じ。具体的なテクニックの話はほぼなく、どちらかというと音楽で食っていくための心構え的な。精神論的な。ちなみにAKB48永遠プレッシャーラブラドールレトリバーの作曲された先生。

永遠プレッシャー

永遠プレッシャー

 

ラブラドール・レトリバー

ラブラドール・レトリバー

 

ざっくり講義内容まとめ(またしても俺の気になったことだけ)

・自分の武器を意識する:勝てるところで勝ちにいく。全部で勝負したって勝てないから。コンペのお題はとらえつつも自分のルーツにうまく引きつける。丸谷先生の場合は洋楽ルーツで、自身がシンガーでもあるので、仮歌も自分で入れるのだとか。AKBのコンペでも自分の仮歌。すごいな。

 

・監督力:自分の中でうまく主観と客観を共存させる。作るときは主観で作るけど、聴くときは客観的に聴く。客観的に聴ける監督を自分の中にもつ。

 

・継続するメンタル:コンペはとにかく落ちるってこと。リリースされてもびっくりするくらいお金にならないこともある。答え、正解がわからない、またはない。結局「好きじゃないとできない」ってこと。丸谷先生の場合、20代での音楽活動(メジャーデビュー含む)を経て、30〜33歳までは一般企業で働きながら音楽続けていたという。一念発起して仕事を辞め、自分の悔いの無いよう必死にもがく中でAKBのコンペで採用され、今に至る。「誰にとってもチャンスは近づいたり、遠ざかったりするもの。がむしゃらに全方位に虫取り網を振り回すようにしてチャンスを掴みにいく」。

 

講座の最後には来場者のデモテープを聴いてアドバイスするコーナーもあって、3名の方のデモテープ試聴。丸谷先生ということもあってか、AKBコンペを想定した楽曲が多かったな。みんなクオリティが高い。ただ差別化や個性の出し方みたいなところで悩みがあるよう。

 

丸谷先生からのアドバイスとしては、「うちのおかんが聴いても一発で覚えられるくらいのキャッチーさ(特にサビ)が必要」「王道オーダーが多いのでみな似かよる傾向があるが、王道の中に+アルファの新しい要素を盛り込みたい。音色なのか、展開なのか、なんでも良いがこれが新しい!という要素をわかりやすくデモに盛り込んで差別化する」。

 

この他にも、プリプリの岸谷香さんのトークショーも聞いてきたので、それはまた別稿にて、、。とりあえず曲作る時間つくらにゃ。。。明日も1講座参加してきまっす。