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寝不足ジラフ

音楽、映画、本、旅、インテリア、ファッションとか

(レポート:その2)9/14(日)ソニックアカデミー(ソニアカ)行ってきた!島崎流LIVE!

http://instagram.com/p/s67-hJJgxB/

ソニックアカデミー

 

ということでソニアカ二日目。今日は「作詞・作曲・編曲」全方位型クオリティーアップ・採用術!」(by 作曲家・作詞家、編曲家・音楽プロデューサー島崎貴光)を受けてきた。

 

 

DTMマガジンでの連載や、作家育成講座MUSiC GARDENを長くやられているだけあって、語る&教えるのがうまい。会場も立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。昨日受けた講座では30人くらいだったけど、今日は50人以上はいた気がする。当日券で来た人も。

 

講義で話してくれた内容を帰りにプリントで配布するなど、色々細かいところが行き届いているなあ。

 

ざっくり講義まとめ(また自分の気になったとこだけ)

・作詞、作曲、編曲をバラバラなものとしてとらえない。組み合わせ(=全方位)で考えていく。いくら良いメロディを書いても、乗せる歌詞(符割り)が適当だとメロディを殺してしまう。コレは実際に講義でもドレミ〜のメロディにどう歌詞を乗っけるか実践して見せてくれたけど、目から鱗だった。同じメロディでも歌詞の違いでこんなに勢いが増したり、減ったりするのね。

 

・作詞は表面的な言葉遊びではなく、その背後にある物語を作ること。映画と同じで脚本が優れていないと差別化はできない。即興で瞬間的に物語を妄想する練習をしてみること。もし〜だったら?と自問自答すると結構簡単に物語はできる。

 

・作詞はたんに言葉だけでなくて、楽曲の世界観・LIVEでの演出(照明、衣装、舞台セット)にまで影響を与えるもの。作曲家志望の人も作曲採用だけでなく是非作詞・作曲採用を目指すべし。

 

・メロディーを作るときに大切にしたいのは、「ちゃんと大声で、歌詞をつけて、歌ってみる」。男性が女性ボーカル曲を作るときもオクターブ下げとかで歌わない。裏返っても気持ち悪い声でもそのままのキーで歌いきる。そうすれば喉で歌心が分かってくる。どのくらいのキーはギリギリいけるのか、ブレスはできるのか、グッとくるかどうか、自分で歌ってみないとわからない。元々自分で歌って作る派だった俺としては、勇気づけられたけど自分の声低がすぎて女性ボーカル曲だと最初から最後まで裏返すしかない。

 

・セッションファイルを立ち上げたときに、全トラック音量を10〜15db下げる。最初0dbだから、そのまま音源鳴らすとマスター音量があっという間にピーク超えて割れる。最初から下げておいた状態で楽曲を作り始め、飽和してきたら、均等にまた下げてを繰り返す。制作中からマスターにマキシマイザーをかましたりするのはNG。作っている最中は音圧低いのが気になるかもしれないが、ちゃんと音の隙間・余白のあるアレンジ音源が作れれば、最後の音圧上げで全体帯域がバランス良く鳴る

 

・とにかくたくさん音源を聴くこと。それが勝敗を分ける。youtubeではなく、レンタルでいいからちゃんとCD音質で聴く。youtubeだと音質部分での耳が鍛えられない。曲全体を聴くこと、個別の楽器パートごとに聴くこと両方する。 

 

・「デモなので」という言い訳はしない。コンペではみなCD音源レベルのクオリティでの勝負になる。

 

・現役のプロ作家でも、1作品が世に出ている裏で何十作品も落ちている。みな苦労と挫折の連続。年齢とともにあきらめなきゃと思う人もいるようだが、音楽家を目指すなら覚悟を決めてやりぬくべし。どれだけかかっても継続する人はかならず成長する(島崎先生もプロ作家になるまで10年かかった)。

 

全体的に作詞の話が多かったような印象でした。作曲家志望の人がほとんどな中、この話は結構新鮮、というか見落としがちなんだろうなと。講座タイトルにもある全方位型で考えていかなければ、良い作品って作れないってことだね。「俺は歌詞は書けねえし書きたくないから〜」とか言ってると、いつまでたってもメロディの生かし方がわからなかったりするわけで、これは大変参考になった。

 

クリエイターとして作詞をするにあたって、参考書籍が紹介されてたので、これらは買って読もう(わざわざプリントで参考書籍を配ってくれました)。広告のキャッチコピーは限られたその一言の裏側に物語があるので、作詞の勉強にはとても効くだとか。

 

以下はその参考書籍一覧。