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(前編)1990年代〜2000年代初頭に熱狂した洋楽パンクバンドまとめ。これはそのままおすすめプレイリストにできる。#2016年度更新版

90年代〜2000年代初頭くらいの、青臭い高校生だった頃に大好きだった洋楽パンクバンド達の名曲。これまたとあるプレイリストを作る機会があったので、新旧織り交ぜて、超ベテラン〜一発屋くさいものまで、まとめてみた次第。どのバンドも何曲も挙げたくなるけれど、直感で思い浮かぶ1曲を。

 

これはパンクじゃないだろ、というのもあるだろうが、まああの時代にこういう系が好きな人はこれも好きだろ、という大きなくくりで考えてもらえると。こうやって並べてみると、懐かしさも相まっておすすめできる良い曲ばっかです。

 

後編はこちら  

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GREENDAY Welcom to paradise


Green Day - Welcome To Paradise [Live] - YouTube

言わずと知れた永遠のヒーロー。誰しも好きな声のアーティストっていると思うのだが、俺にとってはビリージョーアームストロング(名前からしてかっこいい)こそ、その人です。良い声だけでなく、声量もすごいと思ったのはサマーソニックでライブを見たとき。CDは良いけど、ライブでは歌がバンドに埋もれがちだったりする洋楽バンドは多いのだが、ビリーの歌は本当によく聴こえた。

このWelcome to paradiceは、Kerplunk!というインディーズ時代のアルバムに収録されたのちに、彼らの出世作Dookieでも再録(しかもアレンジはそのままでレコーディングだけ新たに)されたほどの名曲。彼らといえばBasket Caseが有名(後期ではMinorityか?)だが、あえてこの曲を挙げるのは、上のような経緯をもつ曲だからだ。

途中の間奏部分は、カラオケだと多くの人が迷惑と感じるほどの長さだが、俺にとってはたまらない部分でもある。ウネるようなベースと、緊張感あるギターの刻みが徐々に盛り上がっていき、最後のコーラスに入る高揚感は、今聞いても変わらない。

THE OFFSPRING The kids aren't alright


The Offspring - The Kids Aren't Alright - YouTube

The Kids Aren't Alright

The Kids Aren't Alright

Greendayと双璧をなしたバンド的な認知だろうか。しかしGreendayがその後にも傑作アルバムを多く輩出したのに比較すると、やや引退感というか忘れられた感があるバンドだろう。 しかし、この曲The Kids Aren't Alrightのかっこよさは金字塔だ。まず冒頭のリフを含むイントロのクールさが半端ない。ギターキッズ、バンドマン小僧だった俺はこのイントロだけでご飯三杯はイケた。

今聴くと演奏はもたついているレベル感に聴こえるが、演奏の巧拙ではない。このイントロのセンスを超える曲はなかなかない。

 

RANCID RUBY SOHO


Rancid - "Ruby Soho" - YouTube

Ruby Soho

Ruby Soho

 前の二つのバンドに比べるといきなりハード気味だが、これも当時を語る上では欠かすことのできないバンドだろう。メロディック、ポップパンク系が好きな人からは首を傾げられることもある(実際、GreenDayとOffspringは女子ファンも多いが、Rancidの女子ファンにはあまりお目にかかれない。)が、見た目や歌い方、声質はともかく、曲はめちゃめちゃキャッチーである。特にこのRubySohoは一度聴いたら忘れられない。

メロディもキャッチーだが、ティムのしゃがれ声が非常に良い味を出している。しぶい。酒を飲み過ぎなのか、天賦のものかはわからないが、この声があってこその曲だろう。

男臭さ全開の野郎のためのバンドという感じだが、しかし、よく見て欲しい、ボーカルのティムは結構男前だ。モヒカンなんぞにしているから、うわっとなりがちだが、下手なアイドルグループよりもいい顔していると俺は思う。

NOFX linoleum


NOFX - Linoleum (Live @ Summersonic '02) - YouTube

Linoleum

Linoleum

パンク界の兄貴分的な存在だろう。どちらかというとハードコア気味なので、メロディック系が好きな人にはあまり理解されないが、コア出身の人にはたまらないバンド。ツービートのドッダッドドダッのスピード感は麻薬だ。ベースボーカルのファット・マイクのレーベル「Fat Wreck Chords(ファットレックコーズ)」は、アメリカパンク界ではなかなか有名で、かつてHi-StandardもアメリカではここからCDを出したくらいだ。

大学時代に付き合っていた彼女には、最後まで理解されなかったバンドの一つだ。部屋でかけると「ドタドタ落ち着かない音楽だし、メロディが良くない」「お腹メタボなのに、なんで服脱いで歌うの?」とか 色々いちゃもんつけられた青い記憶があるが、野郎はこういう男臭いバンドが好きなんです。

MILLENCOLIN Fingers Crossed


Millencolin - Fingers Crossed - YouTube

スウェーデンのバンド。北欧といえばどうしてもメタル系が強いイメージでパンク系は珍しい。このFingers Crossedは、サビの譜割り細かめの畳み掛けるようなスピーディーなメロディと、そのバックで歌われている「Ah〜」というコーラスの絶妙なマッチングが最大のぐっとくるポイントではないだろうか(マニアすぎてすまん。でもそこがかっこいいの)。

GUTTER MOUTH Can I Borrow Some Ambition?


Guttermouth - Can I Borrow Some Ambition? - YouTube

Can I Borrow Some Ambition?

Can I Borrow Some Ambition?

 この疾走感。たまらん。歌い出しからの畳み掛けが半端ない。こんなにライブで盛り上がりそうな曲ありますかね?と押しつつも、こんなにライブで歌うまく再現できなさそうな歌ありますかね?という不安も感じる一曲。個人的にはその他のアルバムや曲でそこまで好きなものはないものの、この曲は突き抜けていると感じる。

BAD RELIGION PUNK ROCK SONG


Bad Religion - Punk Rock Song (Official Video ...

ボーカルのおじさんが近所のおじさんぽいとか、ユニクロのパジャマで、寝起きすぐに歌ってんじゃね?的なツッコミどころはあるものの、曲はすこぶるクールだ。 サビのキャッチーさ、シンガロング感!このボーカルのおじさんはコーネル大学で博士号まで取っているインテリ派で、頭良い奴がパンクとかやるとこんな感じなのかと思わされる。

左側のファイヤーバードのギターを持ったおじさんは、かのエピタフレコードの社長でもある。エピタフレコードはかつてOffspringも所属し、NofxRancidなど重鎮パンクバンドが多く所属している。

NEW FOUND GLORY My Friends over you 


New Found Glory - My Friends Over You - YouTube

このバンドの魅力はなんと言っても、ボーカルの顔に似合わない、高めの美声だろう。あまりパンクバンド系にはいない声質だ。このMy Friends Over Youの入っているアルバムSticks&stonesが出た当時は、日本でもかなり人気があったように思う。

が、下火になるのも早かったような印象のあるバンド。毎回アルバムはリード曲含めて2-3曲はヘビロテになるものの、いまいち全体通しての完成度が高まらなかったかもしれない。

SIMPLE PLAN I'do Anything


Simple Plan - I'd Do Anything (Official Video ...

I'd Do Anything

I'd Do Anything

これでもかっ!というぐらい全曲スーパーキャッチーな1stアルバム。このアルバムが出た時は衝撃だった。男らしい、硬派な、クールなパンクロック要素はほとんどないが、もう「何も言えねー」と当時思わされたくらい、とにかく歌がキャッチー。ロックバンドが父親で、母親はアイドルボーイズグループのハーフとして生まれてきたとでも言うか。「パンクバンドじゃねえ!」という向きもあるだろうが、ここまで歌が良いならもうパンクだとなんだとか、どうでも良いです、と言いたくなる感じである。Sum41アヴリルラヴィーンと並んで、俺の中ではカナダの三至宝の一角。

このI'do Anythingはアルバムの1曲目で、サビの爆発力も良いのだが、Aメロのバッキングギターと、歌メロの絡みも聞き所である。当時パンクの定義にこだわりのあった俺は、「パンクバンドはこんな風にバッキングをこねくりまわしたりしない、シンプルにパワーコードを鳴らすのがかっこいいのだ」と思っていたが、しかし、「なんか…すげー…かっこいいぞ」、と思わされたのだった。若い。

SOMETHING CORPOLATE I woke up in the car


Something Corporate - I Woke Up In A Car - YouTube

I Woke Up In a Car

I Woke Up In a Car

ピアノボーカル。小僧の時、「ピアノなんて女のやる楽器じゃ…」などと言ってピアノを習わなかった自分を呪いたくなるほどかっこいい。イントロからAメロの軽快でシティポップのような雰囲気から、エモさ爆発のサビへの展開がたまらん。Ben folds fiveのようなピアノが主体(というかピアノしかいないからなんだが)なのもかっこいいのだが、彼らはバンドの中でピアノがうまく溶け込み、ピアノによって曲展開に振れ幅が作れているのがすごい。もはやアレンジの幅が広いというよりは、曲展開の幅が広いという感じ。

ライブでもキーボードじゃなくて、アップライトピアノを持ち込んで弾いていたのにはビビった。しかも鍵盤の上に立つわ、叩きつけるわで、なかなかのハードボイルド。

NO USE FOR A NAME Soulmate


No Use For a Name - Soulmate - YouTube

 硬派なバンド。そしてメロディセンスがあるバンドだった。キャリアも数十年と長く、メロディックなパンクロックソングがたくさんあったが、あえて初期の荒削りなこの一曲を選びたい(おそらく一般的なウケはアルバムHard Rock Bottomあたりだろう)。

過去形で書いているのは、ボーカルのトニースライが若くして亡くなり、解散してしまったから。Lagwagonと一緒にリリースしたセルフアコースティックカバーアルバムも、かなり完成度高いアレンジでかっこよかったし、ソングライターとして本当に残念な人を亡くしてしまった。

FALL OUT BOY the phoenix


Fall Out Boy - The Phoenix (Official Video) - Part 2 ...

The Phoenix

The Phoenix

このThe Phoenixはシネマ音楽ばりのストリングスアレンジが映える一曲。シネマロック。ハリウッド映画のワンシーンで流れそうなくらいのストリングスがリフとして曲全体を通してずっと鳴っている。最後のサビでハーフテンポになるところは鳥肌モノのかっこよさ。

Fall out boyはこういう壮大なロックぽいアレンジが結構得意なので、GreendayがAmerican idiotでやったようなアプローチもカッコよくはまりそう。あちらがオペラロックならこちらはシネマロックで。

YELLOW CARD Ocean Avenue


Yellowcard - Ocean Avenue - YouTube

Ocean Avenue

Ocean Avenue

上でストリングスアレンジがうんぬん言ったけど、こちらはバンドメンバーにバイオリンがいるというイロモノ。 バイオリンを常駐させてまで曲が必要としていたアレンジというよりかは、居るからには何か弾かないと…という感じだが、曲自体はかっこいい。曲によっては全くバイオリンが入っていないものもあり、バンド内でどのような立ち位置なのだろうと変に心配してしまう。

途中活動休止したり復活したりしつつ、2016年度に解散を発表(ツアーで活動自体は2017年度まで)。

 

 

 続編はこちらからどうぞ。

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