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寝不足ジラフ

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映画:ブリッジ・オブ・スパイ見てきた。トム・ハンクス名演もイマイチ盛り上がりに欠ける構成。

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ブリッジ・オブ・スパイ見てきた。

 

冷戦下、米ソが互いに捕えたスパイを交換する、という設定で、トム・ハンクスが主演として米国側の交渉役である弁護士ドノヴァンを演じる。

 

トム・ハンクスは相変わらずさすがの演技力で、そこだけでも観る価値はあると言えばあるのだが、なんというか…全体的に盛り上がりに欠けたなあという印象。

 

 


映画『ブリッジ・オブ・スパイ』TVCM(ドラマ編30秒)アカデミー賞6部門ノミネート

スパイ活動自体がスリリングに描かれるわけではなく、東ベルリンまで数々の危機を切り抜けながら交渉に赴くでもなく、交渉自体も鬼気迫る二転三転があるわけでもなく、つるつるーっと、頭から終わりまで流れていってしまう感じ。主人公は交渉役なので、スパイ映画としてのアクションばりばり、という形にならないのは良いとしても、ネゴシエーションのところは、もっと脚本凝ってよかったのかなあと。途中で出てきたアメリカ留学生プライヤーの存在が、交渉における大きな仕掛けになるかと思いきや案外すんなり交換できるし。。また、ハンクス演じるドノヴァン弁護士と、ソ連スパイのアベルとの信頼関係というか友情というのか、ヒューマンドラマ的な要素も、作品の軸というほどのものでもなく、味付け的なものにとどまっていたので、総花的な印象だった。

 

「事実に基づく物語」という、映画冒頭の説明も、字幕こそ「基づく」だったが、英語としてはInspireだったので、インスパイアというからには、もっと積極的にいじりにいってもよかったかなと思ったり(完全なる実話の再現を目指すというコンセプトでないなら)。原作モノは原型があるだけに難しいということなのだろうか。

 

あと、他に気になった点といえば、トム・ハンクスが異常に太っていたこと。なんかパンパンだったんだけど…役作りなのか、それとも単にデブったのか?